時事ネタで。
読売・日テレ広告感謝の日に行ってきました。
これはメディアがいつも広告を出稿するクライアントに
感謝の気持ちとしてホテルブッフェをご馳走して、
ついでにそのメディアが決めた広告賞を発表する、というものです。
毎年行われているのですが、
そういえば去年は開催しなかったんですね。
去年は3.11があったので、
広告賞どころか、
広告自体いつから再開すればいいのか、
業界全体が右往左往していました。
今年の読売日テレ広告大賞は、
そんな混乱時、
文化人・芸能人で企業CMを作ったサントリーさんが受賞しました。
その受賞スピーチで、
「3.11の後は、いつ広告を元に戻したらいいか、
広告担当の皆さん大変悩まれていたと思います。」
とサントリーの担当者の方がおっしゃられたのですが、
「まさにその通り」と会場中の全員が、
心の中でうなづいていたでしょう。
あの時は、みんな
「広告しないと売れないし、
かといって今、
広告すると不謹慎っていわれちゃうかも…。」
と困っていたと思います。
会社もどーすればいいか判断つかず、
そうなると、いつもの
「広告代理店は広告のプロなんだから分かるだろう!」
という無茶理論で、広告代理店に意見を求めてましたが、
あの時、広告代理店の人達も、
クライアント同様いつ再開すればいいか
空気感を判断出来ず困っていたと思います。
そんな空気感のなか、
まさに読売のナベツネ翁が
野球を再開してくれたのは大きかったです。
当時は不謹慎だのなんだの声が上がりましたが、
野球が再開したんだから
通常生活に戻っていいんだ、
って空気感になりましたもん。
実際私も、
営業から「野球が再開するんだから、
広告再開しろっ!」と言われ、
「確かに…!」と、みょ~に納得した事を印象深く覚えてます。
会社にも
「野球が再開したんでー、
広告も再開して大丈夫だと思いますー」と報告し、
あっさりOKになったのを考えると、
多分、みんな
空気が変わったことを感じていたんだと思います。
あの時、
やっぱりナベツネ翁というか、
昭和の激動期に伝説作った人は半端ないな、
と実感しました。
石原都知事もそうですけど、
世の中の空気感を1人で変えちゃいますもんね。
そんなナベツネ翁。
この日も御年86才にも関わらず、
ナベツネ節を炸裂してました。
会場はというと、
もーおっさんばっかりー(>_<)
まー私も人のこと言える年齢じゃないけど。
なんで、こういうパーティって男ばっかりなんでしょう。
99%男。
しかも年齢層高し。
一緒に行った広告代理店営業曰く、
「招待状は部長以上のクラスに来てますよね。
そうなると部長以上か、
代理でも課長以上になるから、
こんな感じになるんじゃないですかねー。」とのこと。
そーかもしれないけどー。
男女同権が叫ばれて、そうとう経つのに
この男女比はなんなんでしょう。
広告業界に男が多いのか?
広告担当者はおっさんが多いのか?
謎です。