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その2 オリエン資料(オリエンシート)の書き方

私が広告担当になって、
一番難しかったのが
”オリエン資料(オリエンシート)”の書き方です。

広告担当者でも、
そもそも”オリエン”がなんだかわかんないって人は
かなり多いと思います。

私もはじめ零細企業の広告担当でしたので、
そんなもの知りませんでした。

オリエンとは、
クライアントが広告代理店や制作会社に、
「こんなもの作ってきて」 という行為そのものです。

例えば、
ノベルティーでカレンダー作りたいな、
と思えば広告代理店に
「費用はいくらでー、
納期はいつでー、
こんな形でー、
こんなデザインがいいー」
 というのを伝えますよね。

この行為自体がオリエンです。

「明日、カレンダーのオリエンしたいから来てー」とか、
「オリエン資料、メールで送ったから確認してー」みたいに使います。

零細企業の時は、
オリエンを打ち合わせで全て行っていたので、
紙に残すのはメールくらいでした。

だから改まってオリエンシートを
書かないといけなくなったとき、
どーやって書けばよいか分からなかったんですね。

はじめは”オリエンシートの書き方”をネットで調べたり、
”企画書の書き方”という本をよんだりして。

それでもオリエンシートを書くのが難しくて、
なるべく口頭の打ち合わせですむようにしてました。

今思うと、
以前は広告代理店に出して恥ずかしくない
綺麗なオリエンシートを書こうとしてたから難しかったんですね。

でも実際は、
見た目が綺麗なことより、
広告代理店が聞きたい内容が
キチンと書いてある方が大事なのです。

すごく綺麗なオリエン資料なんだけど、
目的が分からない… とか
どんな予算感なのか分からない…
というような資料より、
いろんな会議資料の寄せ集めで、
ところどころ手書きが入っているような
見た目お構いなしの資料でも、
相手が知りたいことが
不足なく書かれている資料のほうが優れているのです。

そう気付いた今は、
小さい依頼事項でもオリエンシートを書いてます。

次回、私流のオリエン資料の書き方を紹介しますね。

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