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その6 広告担当者に必要なもの

広告担当者に必要な要素っていろいろありますが、
今の広告担当者にとって、
分析能力は必須だなーって思います。

昔の広告業界は
目立てばオッケー!
みたい世界だったので、
そもそも費用対効果という概念が無かったと思います。

広告賞をとったとか、
銀座のホステスさんに褒められたとか
そんなのが広告効果の判断基準みたいな(笑)

今はもうまるで逆で、
なにかっつーと費用対効果だの根拠だの、
会社から詰められるので、
データ分析できないと話にならないと思います。

バブルが弾けたとき、
真っ先に削減されたのが広告宣伝費で、
広告宣伝費の使い方が一気に厳しくなりました。

そこへ追い討ちをかけるようにWEB広告が現れ、
WEB広告の特徴である
”コンバージョン(獲得)が数字で見れる”
”費用対効果を数値で図る”
という風潮が広告業界全体に浸透しました。

今では
WEB広告だけでなく、
なんでも数値化して費用対効果を出す、
というのはフツーになっています。

なにをやるにも
「これくらいの効果が得られる」
という数値を、
仮定でも良いので表せないと、
広告宣伝費がおりないんですね。

だから、
今の広告担当者は
エクセルのピボットテーブルとか、
DBから数字をアウトプットして分析レポートをつくる、
くらいのことは
「出来るのが当たり前」
って感じになってます。

私も
「分析面倒くさ~」と
ぶぅぶぅ言いながら、
自分が投下した広告の分析レポートを作っています。

でも実際、データ分析できると
広告担当者自身にとってメリットがあると思います。

今って、
広告媒体もコミュニケーションツールも
新しいものがバンバンでてくる時代です。

特にWEB広告は、
インタレストマッチだの
リターゲティング広告だの、
何度聞いても
「それなんだっけ?」と
聞き直しちゃうような広告が次から次へと産まれ、
広告担当はそれが効果的かどうか
判断しないといけません。

分析ができないと、
口のうまい広告代理店の営業に
言いくるめられがちですが、
データ分析できれば、
自分で費用対効果を割り出して判断できます。

広告担当者って、
文系なイメージがありますが、
ブランディング担当や、
クリエイティブ担当なら露知らず、
広告宣伝費を預かる立場の広告担当者は
分析能力必須の
理系な部分が実は多いお仕事だと思います。

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