私は零細企業の広告担当から
大企業の広告担当になりました。
そこで一番驚いたのは、
大企業の広告担当って
実務作業に関しては
全く手を動かさない!
手を動かすのは
ぜーんぶ広告代理店とその下請け(笑)
それまでは、
パンフの修正やらWebの更新なんかは
自分でやっていたので、
これはかなりビックリしました。
大企業の後
中小企業に来ましたが、
広告宣伝費がそこそこあるので、
今も実務の殆どは
広告代理店にやってもらってます。
大企業の時よりかは自分でも手を動かしてますけど。
小さい規模から
徐々に大きくなった会社さんの場合、
かなりのプロモーション規模になっても、
制作を内製でやってる会社さんってたくさんあります。
私の知っている会社さんでも、
そんなに広告宣伝費使ってるのに内製なの!?
ってところはあります。
いろんな理由があって
内製にしてるんだと思いますが、
私はなるべく内製はやめて、
広告代理店に依頼した方がいいと思います。
内製化より広告代理店に切り替えた方が良い理由として、
よく「作りたい時だけ作れる」メリットが挙げられます。
内製していると
常に社員の手を動かさないといけないので、
アウトプット量が一定になってしまいます。
けれど、広告代理店をつかっていれば、
作りたいときだけ多く発注し、
作りたくないときは全く発注しなくて良いのです。
しかし、私が広告代理店を使うメリットは、
「プロの知見を使える」ところにあると思います。
広告担当者の知見なんて
たかがしれてます。
それに比べ、
「この媒体、他社でやったらすごい効果ありましたよ。」
「いま、こんな広告が流行ってるんですよ。」
等々、広告代理店は、
たくさんの知見を持っています。
それが商売なんだから
当たり前なんですけど(笑)
そういった外部のプロの知見を利用できるメリットって
計り知れないと思います。
どうしても社内の人間が内製してるとマンネリしてきますし、
発想が出てこなくなります。
しかも、広告代理店なら、
「なんかこの頃、
プロモーションがマンネリ化してきたな~・・・」
と思ったら、チェンジすることができるのです(笑)。
内製だと、
制作をしている社員をチェンジしないといけないわけですから、
そんな簡単にいかないですよね。
ただし!
広告代理店と仕事をしていると、
上手くいかないこともたくさんあります。
私も今まで、
「も~こことは仕事したくない」と思ってことが
何回もあります(笑)
次回はそんな体験談です。
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広告担当者には、コミュニケーション能力が大事って前回書きました。
それが最も必要とされるのが、
まさに年間プロモーションコンペのオリエン作成時です。
広告戦略って、
あらゆる戦略の中で、
もっとも早い時期に決める必要があります。
なぜなら、
コンペの場合
オリエンを出してからプレゼンまで、
広告代理店が考える時間として
3週間くらいの期間を与えなければいけません。
そして代理店を選定する期間も必要ですし、
広告を作る期間も必要です。
そういった期間を逆算すると、
新しいプロモーションを開始する2~3ヶ月前には
オリエン資料が完成している必要があります。
となると、
プロモーション開始の3~4ヶ月前には
オリエンを作りださなければなりません。
プロモーションの開始時期は
大体、新年度の開始と同じです。
つまり、
新年度の3~4ヶ月前に
来年のプロモーション戦略を
立て始めなければいけないという…。
大企業なら露知らず、
中小企業ではそんな先のこと
まだ何にも決まってないよ~!!って感じですよね。
そうなんです。
それでも広告担当者は
来年の広告戦略を作りださないといけないのです。
だからこそ
コミュニケーションが大事で、
常日頃から社内のキーパーソンと話していると、
なんとなくの社内の空気感が掴めてきます。
私はそれを
”社内トレンド”
と呼んでいるのですが(笑)
この”社内トレンド”を
掴めているのが
優秀な広告担当者だと思います。
なので
コミュニケーションは
誰でもいいわけでなく、
社内のキーパーソンととるのが重要です。
会社の向かっている、
最先端の社内トレンドを
掴んでおかないといけないわけですから、
ある程度の立場の人と
コミュニケーションとっておかないといけません。
私はいつも思うのですが、
広告担当者って、
社内トレンドを掴んでいて、
それをオリエンシート資料に
まとめることが出来れは、
それでオッケーじゃないかな~って思います(笑)
それさえ出来れば、
あとは広告代理店がやってくれます(笑)
ただ、
広告代理店もピンキリなので、
次回は広告代理店との付き合い方です!
それが最も必要とされるのが、
まさに年間プロモーションコンペのオリエン作成時です。
広告戦略って、
あらゆる戦略の中で、
もっとも早い時期に決める必要があります。
なぜなら、
コンペの場合
オリエンを出してからプレゼンまで、
広告代理店が考える時間として
3週間くらいの期間を与えなければいけません。
そして代理店を選定する期間も必要ですし、
広告を作る期間も必要です。
そういった期間を逆算すると、
新しいプロモーションを開始する2~3ヶ月前には
オリエン資料が完成している必要があります。
となると、
プロモーション開始の3~4ヶ月前には
オリエンを作りださなければなりません。
プロモーションの開始時期は
大体、新年度の開始と同じです。
つまり、
新年度の3~4ヶ月前に
来年のプロモーション戦略を
立て始めなければいけないという…。
大企業なら露知らず、
中小企業ではそんな先のこと
まだ何にも決まってないよ~!!って感じですよね。
そうなんです。
それでも広告担当者は
来年の広告戦略を作りださないといけないのです。
だからこそ
コミュニケーションが大事で、
常日頃から社内のキーパーソンと話していると、
なんとなくの社内の空気感が掴めてきます。
私はそれを
”社内トレンド”
と呼んでいるのですが(笑)
この”社内トレンド”を
掴めているのが
優秀な広告担当者だと思います。
なので
コミュニケーションは
誰でもいいわけでなく、
社内のキーパーソンととるのが重要です。
会社の向かっている、
最先端の社内トレンドを
掴んでおかないといけないわけですから、
ある程度の立場の人と
コミュニケーションとっておかないといけません。
私はいつも思うのですが、
広告担当者って、
社内トレンドを掴んでいて、
それをオリエンシート資料に
まとめることが出来れは、
それでオッケーじゃないかな~って思います(笑)
それさえ出来れば、
あとは広告代理店がやってくれます(笑)
ただ、
広告代理店もピンキリなので、
次回は広告代理店との付き合い方です!
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私が師と仰ぐ広告担当者の先輩は、
「最もダメな広告担当者はメッセンジャーだ。」
と常々言っていました。
広告代理店から提案されたものを
そのまま会社に伝え
会社の意見をそのまま戻す、
みたいな広告担当者は
「いる必要が無いだろ!」というのが彼の主張で、
まさに正論だと思うのですが
これを広告代理店にいうと、
「メッセンジャーならまだマシっすよ〜」
と、返されます。
「散々ダメ出しして修正させて、
会社に確認してもらったら
代理店が提案していた元の案に戻る、
みたいな広告担当者が最悪!
そういうのに比べたら
メッセンジャーは実害少ないからマシっす!」
だそうです。
確かにそういう広告担当者は最悪ですが、
広告担当者が会社の考えを分かってないことは多々あります。
私は、
広告担当者って
”会社のしたい事を取りまとめる能力”
が不可欠だと思うんです。
これ、けっこー大変ですよ。
ワンマン会社で社長さんがなんでもかんでも決めてくれるなら、
実は広告担当はメッセンジャーでいいんです。
でも大抵の場合そんなワンマン社長はおらず、
な〜んか社内にモヤモヤしたのがあって、
そのモヤモヤしたものを形にしなければいけません。
会社の中にはいろんな人がいて、
いろんな意見があります。
そういった様々な意見を
取りまとめることが出来るのが俗にいう調整力で、
広告担当者に必要不可欠なものだと思うのです。
だから優秀な広告担当者って、
みんなコミュニケーション上手だと思います。
モヤモヤ~っとした会社の空気感を掴むには、
常日頃から社内のキーパーソンとコミュニケーションしてる必要があります。
さらにコミュニケーションが上手な人は、
いろんなキーパーソンと話していきながら、
会社の空気感を一方向に持っていくことができます。
だから、
会社の意見と自分の意見が一致してるのです。
まあ、まれに会社の意見は聞かず、
自分の感性だけで決め、
それを会社に通す、
という気の強い広告担当者もいます(笑)
でも私は
面倒でもなるべくみんなの意見を聞きたい派で、
それは何故かというと
その方が良い物が作れるんですね。
いろんなアイデアや発想がもらえて。
だから独りよがりな広告担当者って、
本人は楽しいかもしれないけど、
結局良い物作れないんじゃないかな~って思います。
「最もダメな広告担当者はメッセンジャーだ。」
と常々言っていました。
広告代理店から提案されたものを
そのまま会社に伝え
会社の意見をそのまま戻す、
みたいな広告担当者は
「いる必要が無いだろ!」というのが彼の主張で、
まさに正論だと思うのですが
これを広告代理店にいうと、
「メッセンジャーならまだマシっすよ〜」
と、返されます。
「散々ダメ出しして修正させて、
会社に確認してもらったら
代理店が提案していた元の案に戻る、
みたいな広告担当者が最悪!
そういうのに比べたら
メッセンジャーは実害少ないからマシっす!」
だそうです。
確かにそういう広告担当者は最悪ですが、
広告担当者が会社の考えを分かってないことは多々あります。
私は、
広告担当者って
”会社のしたい事を取りまとめる能力”
が不可欠だと思うんです。
これ、けっこー大変ですよ。
ワンマン会社で社長さんがなんでもかんでも決めてくれるなら、
実は広告担当はメッセンジャーでいいんです。
でも大抵の場合そんなワンマン社長はおらず、
な〜んか社内にモヤモヤしたのがあって、
そのモヤモヤしたものを形にしなければいけません。
会社の中にはいろんな人がいて、
いろんな意見があります。
そういった様々な意見を
取りまとめることが出来るのが俗にいう調整力で、
広告担当者に必要不可欠なものだと思うのです。
だから優秀な広告担当者って、
みんなコミュニケーション上手だと思います。
モヤモヤ~っとした会社の空気感を掴むには、
常日頃から社内のキーパーソンとコミュニケーションしてる必要があります。
さらにコミュニケーションが上手な人は、
いろんなキーパーソンと話していきながら、
会社の空気感を一方向に持っていくことができます。
だから、
会社の意見と自分の意見が一致してるのです。
まあ、まれに会社の意見は聞かず、
自分の感性だけで決め、
それを会社に通す、
という気の強い広告担当者もいます(笑)
でも私は
面倒でもなるべくみんなの意見を聞きたい派で、
それは何故かというと
その方が良い物が作れるんですね。
いろんなアイデアや発想がもらえて。
だから独りよがりな広告担当者って、
本人は楽しいかもしれないけど、
結局良い物作れないんじゃないかな~って思います。
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広告担当者に必要な要素っていろいろありますが、
今の広告担当者にとって、
分析能力は必須だなーって思います。
昔の広告業界は
目立てばオッケー!
みたい世界だったので、
そもそも費用対効果という概念が無かったと思います。
広告賞をとったとか、
銀座のホステスさんに褒められたとか
そんなのが広告効果の判断基準みたいな(笑)
今はもうまるで逆で、
なにかっつーと費用対効果だの根拠だの、
会社から詰められるので、
データ分析できないと話にならないと思います。
バブルが弾けたとき、
真っ先に削減されたのが広告宣伝費で、
広告宣伝費の使い方が一気に厳しくなりました。
そこへ追い討ちをかけるようにWEB広告が現れ、
WEB広告の特徴である
”コンバージョン(獲得)が数字で見れる”
”費用対効果を数値で図る”
という風潮が広告業界全体に浸透しました。
今では
WEB広告だけでなく、
なんでも数値化して費用対効果を出す、
というのはフツーになっています。
なにをやるにも
「これくらいの効果が得られる」
という数値を、
仮定でも良いので表せないと、
広告宣伝費がおりないんですね。
だから、
今の広告担当者は
エクセルのピボットテーブルとか、
DBから数字をアウトプットして分析レポートをつくる、
くらいのことは
「出来るのが当たり前」
って感じになってます。
私も
「分析面倒くさ~」と
ぶぅぶぅ言いながら、
自分が投下した広告の分析レポートを作っています。
でも実際、データ分析できると
広告担当者自身にとってメリットがあると思います。
今って、
広告媒体もコミュニケーションツールも
新しいものがバンバンでてくる時代です。
特にWEB広告は、
インタレストマッチだの
リターゲティング広告だの、
何度聞いても
「それなんだっけ?」と
聞き直しちゃうような広告が次から次へと産まれ、
広告担当はそれが効果的かどうか
判断しないといけません。
分析ができないと、
口のうまい広告代理店の営業に
言いくるめられがちですが、
データ分析できれば、
自分で費用対効果を割り出して判断できます。
広告担当者って、
文系なイメージがありますが、
ブランディング担当や、
クリエイティブ担当なら露知らず、
広告宣伝費を預かる立場の広告担当者は
分析能力必須の
理系な部分が実は多いお仕事だと思います。
今の広告担当者にとって、
分析能力は必須だなーって思います。
昔の広告業界は
目立てばオッケー!
みたい世界だったので、
そもそも費用対効果という概念が無かったと思います。
広告賞をとったとか、
銀座のホステスさんに褒められたとか
そんなのが広告効果の判断基準みたいな(笑)
今はもうまるで逆で、
なにかっつーと費用対効果だの根拠だの、
会社から詰められるので、
データ分析できないと話にならないと思います。
バブルが弾けたとき、
真っ先に削減されたのが広告宣伝費で、
広告宣伝費の使い方が一気に厳しくなりました。
そこへ追い討ちをかけるようにWEB広告が現れ、
WEB広告の特徴である
”コンバージョン(獲得)が数字で見れる”
”費用対効果を数値で図る”
という風潮が広告業界全体に浸透しました。
今では
WEB広告だけでなく、
なんでも数値化して費用対効果を出す、
というのはフツーになっています。
なにをやるにも
「これくらいの効果が得られる」
という数値を、
仮定でも良いので表せないと、
広告宣伝費がおりないんですね。
だから、
今の広告担当者は
エクセルのピボットテーブルとか、
DBから数字をアウトプットして分析レポートをつくる、
くらいのことは
「出来るのが当たり前」
って感じになってます。
私も
「分析面倒くさ~」と
ぶぅぶぅ言いながら、
自分が投下した広告の分析レポートを作っています。
でも実際、データ分析できると
広告担当者自身にとってメリットがあると思います。
今って、
広告媒体もコミュニケーションツールも
新しいものがバンバンでてくる時代です。
特にWEB広告は、
インタレストマッチだの
リターゲティング広告だの、
何度聞いても
「それなんだっけ?」と
聞き直しちゃうような広告が次から次へと産まれ、
広告担当はそれが効果的かどうか
判断しないといけません。
分析ができないと、
口のうまい広告代理店の営業に
言いくるめられがちですが、
データ分析できれば、
自分で費用対効果を割り出して判断できます。
広告担当者って、
文系なイメージがありますが、
ブランディング担当や、
クリエイティブ担当なら露知らず、
広告宣伝費を預かる立場の広告担当者は
分析能力必須の
理系な部分が実は多いお仕事だと思います。
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よく、
俺センス無いからさー。
後は頼むよ!
と、業務を丸投げされます。
センスのある人が広告担当になる…
と、思ってる方が結構いますが、
私はあんまり必要ないと思ってます。
零細企業の広告担当だと、
自分で制作しないといけないのでセンスが必要ですが、
広告代理店や制作会社に頼んでいるなら、
その部分は彼らに任せちゃった方が絶対に良いものになります。
広告担当者自らが、
色使いだのレイアウトだのに注文つけだすと、
大体ドツボにはまっていきます(笑)
ただ、広告担当者なら
ある程度見なりには
気を配った方が良いのは確かです。
この前、知り合いの営業部長さんに、
「うちの広告担当者に広告のノウハウを教えてあげてー」
と言われお会いしたら
髪がバサバサで、
眉のお手入れもしてないような、
女としてどうなのっ!?という感じの女性が来て、
やっぱり見た目は大事だなと思いました。
広告って、
世間にアウトプットが出廻る仕事なので、
意外にリスクヘッジとか
文字校のように細かく神経質な部分が求められる仕事です。
なので
見た目がだらしない方だと、
それだけで大丈夫かな?
と思っちゃうんですよね。
もちろん、
アパレルの方ですか?と聞きたくなるほど
見なりに気を使う必要は全くありません。
でも、
その服どこで買ったの?
って感じの広告担当者だと、
この人にクリエイティブの良し悪しが判断出来るのかな?
って思っちゃいますし、
制作サイドも、
そんな方にダメ出しされても、
「お前に言われたくないよ!」って思っちゃいますよね(笑)
なので、ある程度は
みなりに気を配った方が良いかと思います…が、
広告担当者にとって
センスより大切なものはたくさんあります。
センスより大切なものの正体は次回に。
俺センス無いからさー。
後は頼むよ!
と、業務を丸投げされます。
センスのある人が広告担当になる…
と、思ってる方が結構いますが、
私はあんまり必要ないと思ってます。
零細企業の広告担当だと、
自分で制作しないといけないのでセンスが必要ですが、
広告代理店や制作会社に頼んでいるなら、
その部分は彼らに任せちゃった方が絶対に良いものになります。
広告担当者自らが、
色使いだのレイアウトだのに注文つけだすと、
大体ドツボにはまっていきます(笑)
ただ、広告担当者なら
ある程度見なりには
気を配った方が良いのは確かです。
この前、知り合いの営業部長さんに、
「うちの広告担当者に広告のノウハウを教えてあげてー」
と言われお会いしたら
髪がバサバサで、
眉のお手入れもしてないような、
女としてどうなのっ!?という感じの女性が来て、
やっぱり見た目は大事だなと思いました。
広告って、
世間にアウトプットが出廻る仕事なので、
意外にリスクヘッジとか
文字校のように細かく神経質な部分が求められる仕事です。
なので
見た目がだらしない方だと、
それだけで大丈夫かな?
と思っちゃうんですよね。
もちろん、
アパレルの方ですか?と聞きたくなるほど
見なりに気を使う必要は全くありません。
でも、
その服どこで買ったの?
って感じの広告担当者だと、
この人にクリエイティブの良し悪しが判断出来るのかな?
って思っちゃいますし、
制作サイドも、
そんな方にダメ出しされても、
「お前に言われたくないよ!」って思っちゃいますよね(笑)
なので、ある程度は
みなりに気を配った方が良いかと思います…が、
広告担当者にとって
センスより大切なものはたくさんあります。
センスより大切なものの正体は次回に。